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前回のブログへのコメントに「代表の資格」問題が指摘されていましたが、そのことを表す「エリジビリティー(eligibility)」という用語は、最近の日本協会でも、英語のままで頻繁に使われるようになりました。特にワールドカップイヤーになると、この議論が世界中で活発になります。 2000年1月までは、この規定が緩やかで、ひとりの選手が複数国の代表になることができました。つまり、以下の3つの要件を満たしてさえいればよかったわけです。 (a) 当該国で出生していること;または、 (b) 両親、祖父母のひとりが当該国で出生していること;または、 (c) プレーする時点の直前の36ヶ月間継続して当該国を居住地としていたこと ところが、ラグビーがプロ化して複数国間で選手の引き抜きが激しくなり、Aという選手のアイデンティティーが一体どこにあるのかわからなくなってしまいました。ある選手が前のワールドカップとは違う国の代表として出場してくるという事態に対して、IRBが「2000年1月以降は、ひとり生涯に1か国(協会)のみ」という規約を作りました。 ただし、問題を複雑化させてしまったのは、「代表」のカテゴリーが3つもあることです。「15人制の代表チーム」だけならまだしも、「その下の15人制代表チーム」、「7人制の代表チーム」。問題は、特に「その下の15人制代表チーム」(第2代表チーム)の呼称が、国によって違うことです。 日本の場合、現在は「日本A代表」がそれに当たります。しかし、以前は、「日本選抜」という呼称が包括的に使われていたり、その前には「日本B」というチームもありました。そこで、その協会にとって、どのチームが、ここでいう「その下の15人制代表チーム」とみなされていたかという解釈によって選手資格の認定が微妙に変化してくるわけです。 代表資格問題を複雑化させている要因は、もうひとつあります。(明日につづく) |
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