ラグビーノート2008

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help リーダーに追加 RSS 選手の代表資格がなぜ問題になるのか(2)

<<   作成日時 : 2007/07/18 12:01   >>

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 今日もこのテーマを続けます。代表資格問題を複雑化させているもうひとつの要因に、「7人制での代表歴」があります。ある国の7人制の代表に1回でも選ばれてしまうと、他の国の代表になれません。

 本年度の日本代表でも当初、選考対象にされていたニュージーランド出身のブレア・ウーリッチ選手(三菱重工相模原)は、1999年の香港セブンズでクロアチア代表としてプレーしていたことから、日本代表としての出場資格がないことが判明しました。

 セブンズの大会といえば、かつて、「大会期間中に選手が足らなくなった場合には、すでに敗退したチームから選手を借りてきてもいい」という大変おおらかな大会規定がありました。「香港セブンズ」や、わが国でかつて開催されていた「ジャパンセブンズ」でもこの規定が使われていました。

 現在のセブンズ大会ではこのような規定はなくなりましたが、もともとこういうゆるやかな規定を持っていたセブンズまでを、「代表資格」の認定に使うことに対しては反対意見もあります。また、時間が経てば経つほど、その当時の記録も曖昧なものになってきます。

 さらに問題視されているのは、セブンズの代表資格問題が、結果としていわゆる“青田刈り”のように使われてしまっていることです。たとえば、フィジーに抜群のラグビーセンスをした若者がいたとします。そこで、ニュージーランドのあるクラブが、彼の将来性に目をつけて、奨学金を出してニュージーランドへ招待。そのままニュージーランドに留まりながら3年経ち、一度でもニュージーランドのセブンズ代表としてプレーしてしまうと、その後はニュージーランド代表にしかなれなくなってしまいます。現在、年間を通じてセブンズの国際大会が多いので、15人制に比べて代表歴を得やすい面もあります。

 このような問題を解消するため、かつてIRBで「1stティアで代表歴のある選手が2ndティアでプレーする場合に限り、複数国での出場を認めたらどうか」という例外規定が提案されましたが、わずかの差で否決されたという経緯があります。

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コメント(6件)

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ご苦労様です。要点だけ書きます。

代表選手選出のルールの問題ではなく、底辺よりラグビーを普及させ、振興させるべき貴協会の矜持の問題として、お伺いします。
ラグビーの強豪国の有望な若手選手を、企業が雇用して(3年後)日本の国代表にする事を、日本ラグビー協会は推奨するのしょうか?
アジア各国の代表チームもその方向へ進むことを望むのでしょうか?
よのじ
2007/07/19 10:42
>よのじさま
 ご質問ありがとうございました。本ブログは、一応私の個人ブログであるため、あくまで私個人の意見として書かせていただきます。外国人選手の起用について、アジア、日本も含め、次の3つのような考え方があるのではないでしょうか。

1)その国の代表が国際競争力を高めることが、その国のラグビーの普及度を高めるための必須項目である。⇒一般的にアジアの選手は体格ハンディーがあるため、ある時期までは外国人選手を起用して代表を強化したい。⇒そのためには、協会が直接契約してでも、将来性ある外国人選手を積極的に自国に招聘し、3年計画でその国の代表資格を得ることを計画する。(協会主導型)

2)上記と同様だが、あくまで既に企業に雇用されている外国人選手の中から、代表のポリシーに適合した代表資格のある選手を代表に選出する。(現在の日本協会方針に一番近いもの)

3)あくまで自国の選手の育成が大切なので、代表にはあえて外国人選手を選出しない(一部アジア国の方針)
徳増
2007/07/19 12:05
 コメント欄には500字しか書けないという制約があるため、文章が途中で終わってしまいましたが、今後、日本を含め、アジア各国協会がどのような方針を取るかとということについては、これから大いに議論の余地があるところだと思われます。
徳増
2007/07/19 12:09
丁重なご回答をいただき感謝します。

> その国の代表が国際競争力を高めることが、その国のラグビーの普及度を高めるための必須項目である

この問題では良く議論される事ですね。必要条件ではなく必須であることも、十分に理解します。
1987年にラグビーワールド杯が始りました、20年目ですね。
日本のラグビーはその間、国際競争力高める為、何を目指し、何をしてきたのでしょうか?
 結果だけではなく過程も重要ですが、監督が変わると方針も変わると言う、迷走状態ではなかったでしょうか?

現実的に代表チームの勝敗結果にこだわるなら、オーストラリアでもニュージーランドでも良いですから、キチンと基本を叩き込まれ、有望な20才代の選手を30名トップリーグ各チームに分散して雇用いただき、3年後その30名がジャパンにする方が、結果は良いと思いますが、いかがでしょうか?
逆に、アジアの仮想A国が上記のような全員外国人という極端な方策を取り、ジャパンが敗退すると言うシナリオについては、どうお考えですか?

もちろん、個人的なご意見で結構ですから、お伺いしたいと思います。
よのじ
2007/07/19 13:08
>よのじさま
 ご質問ありがとうございます。ただし、前半の部分は個人的意見にせよ、発言には慎重さを要求されますので、また別な機会に書かせていただたいと思っております。

 後半については、そのような事態はあり得ない話ではないと思います。ラグビーがプロ化した今日、たとえばどこかの産油国の王様が巨額な金額を用意して、世界中の優秀な選手を3年居住させてワールドカップに出場してくるというマンガのような話が出てくることもあり得るのかもしれません。しかし、そうなるとIRBはまた規約を変える方向に動くのではないでしょうか?フランスのワールドカップ終了後に、もっと多くの人が納得できる現実的な選手規定が採択されることを望みます。
徳増
2007/07/19 18:35
貴殿の立場を考えれば、無礼な問いであったと反省しております。

今後とも「開かれたラグビー協会」の一環として、このような場を継続いただけることを切に望みます。

ありがとうございました。
よのじ
2007/07/20 08:46

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