経済不安がワールドカップに与える影響

 このところは、経済不安の話題ばかりが続きますが、昨日の外電によると、イングランド協会のCEOフランシス・バロン氏が、「現在の条件では、イングランド協会は、2015年ワールドカップの招致から撤退しざるを得なくなった」と発言しています。

 バロン氏は、「新しい条件がIRBから提示されてから大会収支を試算してみたが、現在の経済状況を鑑みると、もはや不安なく招致に踏み切ることができなくなってきた。しかし、もしイングランドが開催できないのであれば、他にこの条件で開催できる協会があるんだろうか?」としています。

 今回の発言の裏にあるのは、IRBに対するプレッシャーであり、来る11月25日のIRB理事会で、“開催条件の再検討”をうながすためのステップであると見られています。イングランドが招致活動から撤退するという表明に、IRBが条件を再検討せざるを得ないであろうというシナリオです。

 11月に入り、いよいよ北半球では南半球とのテストマッチシリーズが始まりますが、経済不安の中、対オールブラックス戦などもコーポレート・ホスピタリティ(企業対象の高額チケット)などの売れ行きが伸び悩んでいる中での発言でもあります。

 一方、今日、香港では、史上初めて「ブレディスローカップ」が両国外で開催されます。4万人のスタジアムがほぼ満員になることは間違いないとされていますが、こちらも、高額チケットの販売が最後の最後に伸び悩み、香港協会のアラン・ペインCEOが、「この試合が今から4か月前に行われていれば話はまったく違っていたのに・・・」とコメントしています。

 今や国際ラグビー界にも、この経済危機を乗り切るためのビジネスプランの修正が求められています。

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