NPO法人グリーンバードによるラグビー場のごみ拾い
先日は、本ブログで秩父宮ラグビー場の女子トイレ改善の試みについて紹介しましたところ、通常の記事の倍近くのアクセスがあり、その反響の大きさに驚かされました。
さて日本協会では、NPO法人グリーンバードとともに、外苑前周辺のごみ拾いを定期的に行っています。
今回のアメリカ戦でも会場内でみなさんがごみ拾いをする姿が目についたと思いますが、来場者の方からさっそく、以下のようなメールが届きましたので、一部紹介させていただきます。皆さんはどう考えますか?
<日本協会に寄せられたメール>
私自身、スタンドのゴミは、去年改めて気付き、どうにか皆の意識が変わらないものかと色々と掲示板に書き込んだり、実際にゴミ拾いをしたりと、やってきました。協会でもこういった活動を明確に打ち出していただいたことで、より皆の意識が変わって行き易いと思いますし、実際少しずつ、ゴミをちゃんと捨てていこうとする人が増えていっていると感じます。
昨日のアメリカ戦でもそれは感じました。ただ、試合後に行われたグリーンバードと有志のゴミ拾いは、もっと良くできる部分があると思います。
まず、昨日はメインスタンドばかりでバックスタンドはグリーンのビブスを来た人はいませんでした。一番人が多く入るバックスタンドを重点的にやるべきかと思います。
次に、ゴミ拾いを行うタイミングは、スタンドにまだ人が多く残っている時期に行うべきだと思います。結局人が大部分帰った後に有志だけで行うと、ゴミを拾っていく一般の観客がいるという事を知らないまま大部分の人たちは帰っていってしまいます。それではスタンドに残されていくゴミは減らないと思います。
それよりも、係員でない一般の観客の人たちが、他の人が残して行ったゴミを拾う姿を見せて、何かを思わせることが必要だと思います。それには、試合が終わって出来るだけ早いタイミングで、人が残っているうちに、ゴミ拾いをするべきです。
それと関連して、グリーンバードの人たちと有志参加者に緑色のビブスを着用させることも、活動をアピールする反面、「ゴミ拾いをする係員」という区切りを心の中に作らせてしまい、自分には関係無いや、ゴミをあの係りの人にお願いしよう、という風に思わせてしまう恐れがあります。
ゴミ拾いの係員だと思わせないで、あくまで自分達と同じ、ただの観客が、他の人たちが残していったゴミを拾っている。この「自分達と同じただの観客」がゴミを拾っている事実を見せる事が大事なんだと思います。それには、あの緑のビブスは逆効果な面もあるのかなと思いました。
このグリーンバードとのコラボの最大の目的は何でしょうか?ゴミを皆で拾うことでしょうか?
違いますよね?観客の皆が、ゴミをスタンドに残すことなく、試合が終わった後、スタンドが綺麗な姿を見せることですよね。
協会がグリーンバードとのコラボを打ち出してくれたおかげで効果は上がっています。ただ、やってればそれだけでいいだろうではなくて、どうすればより良く出来るかを一緒に求めていって下さると嬉しいです。
ラグビーに関わる人を、環境をよりよくして、胸を張って誇れるスポーツに一緒にしていきましょう。
さて日本協会では、NPO法人グリーンバードとともに、外苑前周辺のごみ拾いを定期的に行っています。

<日本協会に寄せられたメール>
私自身、スタンドのゴミは、去年改めて気付き、どうにか皆の意識が変わらないものかと色々と掲示板に書き込んだり、実際にゴミ拾いをしたりと、やってきました。協会でもこういった活動を明確に打ち出していただいたことで、より皆の意識が変わって行き易いと思いますし、実際少しずつ、ゴミをちゃんと捨てていこうとする人が増えていっていると感じます。
昨日のアメリカ戦でもそれは感じました。ただ、試合後に行われたグリーンバードと有志のゴミ拾いは、もっと良くできる部分があると思います。
まず、昨日はメインスタンドばかりでバックスタンドはグリーンのビブスを来た人はいませんでした。一番人が多く入るバックスタンドを重点的にやるべきかと思います。
次に、ゴミ拾いを行うタイミングは、スタンドにまだ人が多く残っている時期に行うべきだと思います。結局人が大部分帰った後に有志だけで行うと、ゴミを拾っていく一般の観客がいるという事を知らないまま大部分の人たちは帰っていってしまいます。それではスタンドに残されていくゴミは減らないと思います。
それよりも、係員でない一般の観客の人たちが、他の人が残して行ったゴミを拾う姿を見せて、何かを思わせることが必要だと思います。それには、試合が終わって出来るだけ早いタイミングで、人が残っているうちに、ゴミ拾いをするべきです。
それと関連して、グリーンバードの人たちと有志参加者に緑色のビブスを着用させることも、活動をアピールする反面、「ゴミ拾いをする係員」という区切りを心の中に作らせてしまい、自分には関係無いや、ゴミをあの係りの人にお願いしよう、という風に思わせてしまう恐れがあります。
ゴミ拾いの係員だと思わせないで、あくまで自分達と同じ、ただの観客が、他の人たちが残していったゴミを拾っている。この「自分達と同じただの観客」がゴミを拾っている事実を見せる事が大事なんだと思います。それには、あの緑のビブスは逆効果な面もあるのかなと思いました。
このグリーンバードとのコラボの最大の目的は何でしょうか?ゴミを皆で拾うことでしょうか?
違いますよね?観客の皆が、ゴミをスタンドに残すことなく、試合が終わった後、スタンドが綺麗な姿を見せることですよね。
協会がグリーンバードとのコラボを打ち出してくれたおかげで効果は上がっています。ただ、やってればそれだけでいいだろうではなくて、どうすればより良く出来るかを一緒に求めていって下さると嬉しいです。
ラグビーに関わる人を、環境をよりよくして、胸を張って誇れるスポーツに一緒にしていきましょう。